翁 Part 1 (山梨 04年 #3)
私は、蕎麦も大好きである。
今回の目的地、事前に色々と「食」に関して調べていると、
やはり、蕎麦の名店の名前が色々と出てくる。
その中で、我々のホテルの、眼と鼻の先にあったのが、
「翁」という蕎麦屋。
実は、一日目の夜、ホテルの大浴場で、
家内が同じ宿泊客に話しかけられ、
その会話の中で、この「翁」という蕎麦屋が出てきて、
2年続けてここに宿泊し、毎回、そこの蕎麦を食べる、
とても美味しいと、絶賛していたとの事。
そこまで言われたらと、行ってみる気になった。
その情報によれば、かつてのTV番組、
「貧乏脱出」で、紹介されたお店との事・・・
実は2日目の夕食にと、夕方の4時過ぎに、その店に行ったのだが、
何と、店の入り口の立て札に、
営業時間 11:00~15:00 となっている。
もう、閉店している。
確かに、蕎麦が無くなり次第閉店とは聞いていたが、
まさか、15:00で閉店とは・・・
思いもしなかった。
仕方ないので、翌日、出かけ直した。
ホテルのチェックアウトが10:00なので、
チェックアウトを済ませ、ロビーでのんびりし、ゆっくりと出かけた。
待っているお客が居れば、少し早めに店を開ける、
とも家内が聞いていたので、
10:20頃に、店の奥の駐車場にクルマをつける。
店舗の奥は、樹木が生い茂る広い林となっており、
そこには、プレハブの家が建っている。
その周囲には、クルマが5、6台も停まっている。
店舗の横の屋根付きにガレージにもクルマが入れてあり、
合計すると、7、8台のクルマ・・・
ナンバーを見ると、名古屋ナンバーもある・・・
まだ、店が開いていない、待っているのは、我々だけ・・・
なのに、何故、こんなにクルマが・・・?
しばらくすると、そのプレハブの建物より、割烹着を着た人々が、
ゾロゾロと出てくるではないか!
彼等は、徒歩で数歩の平屋の店舗に移動した。
そうなのだ。
TV番組の「貧乏脱出」で紹介されたという事を聞いた私は、
てっきり、この店の主人が、
何処か蕎麦の美味しい店で修行をしたのだと思い込んでいたのだが、
これは全くの逆で、この店は、
全国から蕎麦打ちの修行に来る人が多いという事で有名なのだ。
店舗の裏から出てきた人達は、いわば、修行の身の人達だったのだ。
その人数、7、8人で、女性も含まれていた。