Mark & Kathleen (Baldwin #1)
海外に出かけ、その地に住む人間とチームを組んで業務を進行する。
気心が知れて、仲良くなる。 海外に友人が出来る。
その中でも、最も親交の深くなったアメリカ人夫婦の、
ボルドウィン夫妻、2人で日本に滞在していた。
私の前の会社に、技術交換エンジニアーとして派遣されて来たのだ。
子供が1人居たが、アメリカに残して来ていた。
「マーク」は長身で、ハンサム、そして、もの静かな男性、
「キャサリン」は、いつも笑顔を絶やさない明るい女性。
2人とも、日本語の塾にプライベートで通っていた。
今でも毎年、クリスマス・カードを交換しているが、
キャサリンのメッセージは、日本語で書かれて来る。
外交的、社交的で、積極性のあるキャサリン、
熱心に日本語を勉強していた。
キャサリンは、地元の図書館で、日本語の本を借りたりもしていた。
そんなある日、キャサリンにとって、とてもショックな出来事が起きた。
借りた本を返却に図書館に行ったキャサリン、自分の日本語を試そうと、
日本語で、本を係員に差し出し、こう言った。
「カエリマス!」
図書館の係員、大笑いをしたそうだ。 その係員の気持ち、態度、
これは残念ながら、典型的な日本人の反応だろう。
が、キャサリンには、これが、とてもショックだった。 正確には、
勿論、「かえします。」だが、間違えて「かえります。」
どうして、その間違いを、日本人は、笑うのか・・・
「私の日本語の間違いは、そんなにオカシイのですか・・・?」
キャサリン、そこで悲しくて、泣き出してしまった、との事。
この話をキャサリンから聞いて、私自身、反省をした。
真剣に努力して、それでの間違い・・・
今後、もしこのような場面では、その係員のような反応をしてはイケナイと・・・