トロント #4 (カナダ1回目 #24)
「出来ません、その値段のままです。」
「私は、数え切れないほど中国に行ってるが、
そのままの値段でモノを買ったことは無いよ。
君も中国人だろ? ディスカウント、しなさいよ・・・」
「はい、私は中国人です。 私も、中国では、ディスカウントさせます。
でも、ここは、カナダです、中国では有りません。
ですから、値引きは、出来ません。」
「あははは! 仕方ないなぁ!」
確かに、ここは、カナダなのだ、値引き交渉は、アッサリと諦めた。
Staffが、もう一軒、面白い店があるので紹介しますとの事で、
その店をあとにした。
面白い店とは、アニメ・グッズ専門店であった。
海外に出ると、日本の意外なアニメ・キャラクターが人気があり、
ときどき驚くのだが、
この店では、広く、一般的な、日本の有名なアニメ・キャラの商品を売っている。
プラモ、DVD、フィギュア、マンガ本、主題歌CD・・・
この店も、一歩中に入ると、まるで日本のオモチャや、そのものだ。
驚いたのは、昨今、日本でブームの、「食玩」、これが売られているのだ。
種類は、多くないが、例えば日本では、
¥300ほどの、お菓子+フィギュアの「ドラえもん」、
これが$45から$50で売られている。
日本円で、¥3,600から¥4,500! なんという高値!
私の収集しているフィギュア、ここの値段のレベルにするなら、
幾らになるか・・・!?
ただ、それらが、実際に売れているのかどうか、それは分からない。
ちなみに、我々がそこに居た時間では、
その高価な「食玩」を買う人は、誰も居なかった。
あんな高いフィギュア、買うとしたら、
ここに滞在する日本人、もしかして日本マニアのカナダ人、それとも、中国人?
また、ここでも、「ガンダム」の人気には驚いた。
プラモデル・コーナーのほぼ100%が、「ガンダム」。
凄い人気なんだなぁ、と再確認した。
その店を出て、ビル内を、ブラブラとするが、衣料を売るテナントが多い。
このビルの60%以上は、衣料品店では無かろうか・・・
私には、どの店の服も、さほど違いがあるようには見えないのだが、
そういう意味でも、このビルの中は、まさに中国、そのものであった。
ビルの外に出て、街を散策する。
やはり、どこの角度から街を眺めても、ヨーロッパの雰囲気がある。
アメリカと違い、ここでは、クルマが主人公では無く、
徒歩の、自転車の人間が、街の主人公である。
時間の都合で、短いトロントの散策であったが、
それなりに、この街の断片を垣間見れた、そう感じ、
湖岸の美しいFree Wayを走り、帰路についた。