一乗谷遺跡 (片山津温泉 05年 #1)
今回の国内旅行の目的は、カナダに滞在する前に、
温泉旅館を堪能する事であったが、前々から行きたいと考えていた、
信長に敗れ、歴史から消え去った「朝倉家」の一乗谷の遺跡、
この史跡巡りも併せた。
愛知県から国道158を郡上八幡方面に北上する。
クルマが少なく、非常に快適にドライブ出来る。
この交通量の少なさは、事前に知っていたので、このルートを選んだが、
福井県に入り、九頭竜湖畔をも、美しい景色を楽しみながら、
60kmほどのスピードで快適にソアラを走らせる事が出来る。
お目当ての「一乗谷朝倉氏遺跡」に到着する。
ここも、安土城跡と同じように、
発掘調査が続けられており、そういう工事もしていた。
復元された武家屋敷が並ぶ町並みに入ろうと料金を払おうとすると、
「今、昨年の福井豪雨の被害の、復旧作業中ですので、無料です。」
実は、そこに到着する道々で、河川の復旧工事をよく目にしていたが、
ここまで、そんな被害があったとは思いもしなかった。
「そんなに被害が大きかったのですか?」と、その受付の女性に聞くと、
「そちらに、当時の写真があります。」
その写真を見ると、復元された家屋の床上まで浸水しているのがよく分かった。
全ての建物が、浸水している。
パンフレットと、記念のボールペンを受け取り入場するが、
確かに、業者が内部で、復旧作業をしている。
床の板が全部取り払われ、土壁のトコロにも、水の跡が残っている。
この一乗谷、実は、あまり期待していなかった、というよりは、私の歴史認識として、
一時は、流浪の光秀、そして足利義昭が身を寄せていたが、
一向に天下取りの腰を上げず、
妹のお市を嫁がせ同盟を組んだと思っていた浅井家と共謀し、
信長に楯突いた為、滅ぼされた、その程度の認識しか無く、
その歴史的な存在については、あまり今も興味、関心は無いが、
「史跡」としては、これほど大切に、
そして真面目に発掘、調査、復元がされているとは思っておらず、
そういう「文化遺跡」としては、国内でも一級品であると感じた。
水害の復興が終了したら、もう一度、訪れてみたいと思う。