キッズ (カナダ2回目 #30)
私が、カナダで見かけたトイ・ショップコーナーのレポートを。
家族連れで賑わう、オモチャ売り場のコーナー、
なかには、頼まれモノだろか、綺麗なシルバー・ヘアーの、上品なおばあさんが、
棚にならぶオモチャを、メモ用紙を見ながら、1つ1つ、丁寧に調べている。
お目当てのオモチャのコーナーでは、子供が一生懸命に親に何か訴えていて、
家族が、そこで話をしているので、通路は、まともに歩く事も出来ない。
そんな家族の会話が、漏れ聞こえてくる。
幼稚園児ほどの小さな子供が、大きな消防車のオモチャを触りながら、目を輝かせて言う。
「これは、とても面白いんだよ! ほら、こうすると、音まで出るんだよ!」
それを聞いた男親は返事をしないで値段を見ている・・・
「ほら! 面白いでしょ! ねえ・・・ ねえ! 」
その訴えに親は応えず、考え込むような顔で、黙っている・・・
「ダディ・・・ 聞いてるの、ほら、見てよ! ねえ・・・ ねえってば!!」
と、男親の服の袖を引っ張り、懸命に訴えるが、それにも応えない親、最後は、その子、
ほとんどベソをかきそうな顔で、「キャーアァー!」というような叫び声を・・・
そこで、はじめて、そのお父さん、「OK、OK!」
また、別の家族では、10歳くらいの女の子が、
自分が持ってきた人形セットを母親に見せて、これも一緒懸命、
そのオモチャの価値を説明している。
母親は、膝を落として、子供と同じ高さの視線で、これも、ちゃんと話を聞いている。
あまり立ち聞きも出来ないが、それでも、その母親の一言は面白かった。
「あなた、去年も同じ事を言ってたわね・・・」
望みを聞いて貰えず、その場に座り込み泣き出す子、
そして、それに関わらず、その場を立ち去る親、
泣いている子が、立ち去る親を見て、更に大声で泣く、
それに対して、いい加減にしなさい!と叱る親・・・
どの家族も、同じようなやり取りをしている。
これは、日本でも、よく見かける光景だ。
子供が親にオモチャをねだる・・・ 世界共通かな、と感じ、
とても微笑ましいと感じた。