メープルシロップ (カナダ2回目 #28)
或る休日、郊外にメープル・シロップを買い求めに出た。
S君の奥さんに勧められたお店だ。
娘にmailで、欲しいトランプが有れば買ってくる、欲しいかどうか尋ねたところ、
「ナイトメアー」が欲しいと連絡をしてきた。
「ナイトメアー」・・・? なんじゃ、それは・・・?
早速、ネットで検索してみるが、今年の初夏に、そして今回も、
色々、モールを散策しているが、このキャラは、ついぞ見た事が無い。
あるかなぁ・・・? と思いながら、クルマを走らせた。
教えて貰ったメープル・シロップのお店は、かなり郊外で、
そこへ行く途中に、いつもの大きなモールがあるので、
先ずは、その「ナイトメアー」なるモノを探す。
無い。
オモチャ売り場にも、文具売り場にも、また、雑貨店にも、無い。
また、娘からは、そのキャラの携帯電話のストラップもリクエストに入っていたが、
そもそも、携帯のストラップ、海外で見た事が無い。
きっと、無い訳では無いだろうが、日本のように、それに凝る人、
今までに見た事が無く、当然、どこにもストラップなど売っていない。
諦めて、メープル・シロップを買いに、郊外にクルマを走らせる。
農家の家々が、隣の農場とは、数百メートル離れて、点々と建っている。
「お隣」に行くにも、クルマが必要だ。
目的手に到着し、店内に入る。
いかにも、家内製といった感じのお店で、となりの作業場でシロップを作っている。
私も、初めて見る入れ物に入ったタイプを見つけた。 これは、いいなぁ!
シロップについて、色々と話をし、店内の写真も撮らせて貰い、
個人の土産分も含めて、支払いをしようとし、あ、もしや、と・・・
「クレジットカードは、使えない、ですね・・・?」
「ゴメンなさい、現金でお願いします。」
サイフを見ると50ドルしかない・・・ 半分だ・・・
「この近くにATMは有りますか?」
地図で説明して貰い、なんとか100ドル、キャッシュを手に入れ、また店に戻る。
「この入れ物に入ったタイプは、これで売り切れです。
今度は、また、来年の3月に仕込みをしますので、その時に来て頂くと、
シロップを作っているトコロが見えますよ。」
翌年も、またカナダに来る事になっているので、楽しみが1つ増えた。
ホテルに戻り、娘にmailし、ナイトメアーを探したが、どこにも無い、と伝えると、
ならば、ドナルド・ダックが欲しいというので、またまた出かけた。
改めて感じたのだが、
アメリカでもカナダでも、無論、ディズニー・キャラクターは、何処にでもある、
しかし、その種類、扱い量は、それほど多くは無い。
全世界を見て回った訳ではないが、ディズニー製品は、世界で日本が一番多いと思う。
日本は、ディズニーを完全な1つのブランドとしている、と私は思う。
無名のキャラクターには、見向きもしない、ただ、ディズニーというだけで、
その製品を安心して購入し、それを持つ、これは日本人の特徴ではないだろうか。
ここに、無名ブランドの象のぬいぐるみが在るとする。
その横に、ディズニー・キャラのダンボのぬいぐるみが在り、値段も、大きさも、同じとする。
日本人の場合、多くが、ダンボを買うのではないだろうか・・・
どちらが、本当に、自分が気に入っているか、それを良く考える前に・・・
私も、誰かに、それをプレゼントするならば、ダンボを選ぶだろうが・・・
無名のメーカーのメープルシロップ、帰国後、
家族で口にしたが・・・ 美味しかった!