ハナウマ湾 (ハワイ3回目 #2)
幼い息子に家内は、ジンベイを着させ、その姿でワイキキを歩くと、
陽気な外国人から、声をかけられた。 それに応えて息子、片手を挙げて、
「ハオ~・・・」(ハローの、つもり)
ハナウマ湾で、スーパーで買った食材でピクニックをしたり、
ヨットでワイキキの沖に出たり、
公共のバスを使い、色々なトコロにも出かけた。
家内の両親にも、喜んで貰った旅行であった。
3回目のハワイ、日本を出発する時に義母が、
「ハワイは、果物が美味しそう。」
と、ナイフを持参して来た。
海外は始めての義母、これを機内持ちこみの自分のハンドバッグに入れていた。
当然、危険物、持ち込みは許されない。
「機長預かりとさせて貰います。ワイキキに着いたら、受け取って下さい。」
ワイキキに着いた時、このナイフの事、誰も覚えていなかった。
皆、すっかり忘れていたのだ。
入国手続きを終え、ターンテーブルからカバンを取り、
空港の建物の外に出て、レイをかけられ、あの歓迎のKISSをされて、
その時になって、やっと想い出した。
「あっ! ナイフ!」
私が空港の建物に入り、エアーラインの事務所を探し、
そのドアーを開け、中に入り、事情を説明する。
「Here You Are!(はい、どうぞ)」
すぐに、中にナイフの入った封筒を手渡され、中身を確認してくれと。
封筒を開ける。 間違い無く、日本で預けた義母のナイフだ。
サインをし、そのナイフを持って事務所を出る。
封筒も無しで、ナイフを裸のまま・・・
近くに居た警官が、こちらに向かって歩いて来る。
あ、しまった・・・!