さとうきび列車 (ハワイ4回目 #6)
周りには、もう誰も居ない。
お客は、皆、客車に乗ってしまっている・・・
機関車の汽笛が鳴る!
発車の時間だ・・・
4人で、列車に向かい走り出した。
小走りで一番前の車両に乗る。 何とか間に合った!
チケットは、アトで車両の中で買えばいい。
乗車して、すぐに汽車は発車。
と、我々の前方の席に座っている、母親と、その息子、
我家の息子と、ほぼ同じ年齢に見えるが、
彼が、我家の息子の顔を見て、ニコニコと微笑みかける。
顔を出しては、ひっこめ、出しては、ひっこめ、しきりと、チョッカイを出してくる。
会話は無し、だが、子供同士で、何か、通じているのだろう、
息子も、顔を、ヒョイと出す彼に、手を出して、顔を触ろうとする。
我家の娘も交えて、そのうち、段々とキャッキャと、
何が面白いのか、大人にはサッパリ分からないが、3人で、はしゃぎ出した。
親同士、目線を合わせて、挨拶をするが、
見ていて、微笑ましい、何だか、楽しくなる光景だった。
確か、アン・ルイスの「Good Bye My Love」、
この曲をギターの弾き語りで、機関車のStaffが歌い始める。
車窓には、南国の景色、青空の下を走る機関車、
出逢ったばかりの幼子3人の、
明るい笑い声と共に、のどかな時間が過ぎていく・・・