サクラ・ラウンジ (名古屋空港 #7)
20年以上も前の話だが、まだ駆け出しの頃、名古屋空港にあるJALのラウンジ、
ファースト・クラスの乗客しか入れない、「サクラ・ラウンジ」
ここは、一種の「憧れ」であった。
昔の「サクラ・ラウンジ」は、チェックイン・カウンターの端にあり、
とても目立たないトコロにあったが、
それが却って、非常に気に成る存在であった。
人から聞くと、無論アルコール類も含めて飲み物も、
そして、軽食もサービスと・・・
中は、一体、どうなっているのだろうか・・・
いつかは、あのラウンジに・・・
オカシナ例えだと重々自覚しているが、
その「サクラ・ラウンジ」のドアーが、濃い紫色のアクリル製であったので、
小学校の頃、家の近所にあるバーや、スナックの内部が、
一体どうなっているのか、それに対する少年の好奇心と、
少し似ていた気がする・・・
その後、数々の海外出張を重ね、JALのグローバル・クラブ会員と成り、
名古屋空港では、「エグゼクティブ・ラウンジ」を利用出来るようになるが、
それでも、まだ、「サクラ」への憧れがあった。
名古屋空港の「サクラ」に、初めて入ったのは、実は家族でのハワイ旅行。
その時は、マイレージを利用した旅行で、JALを利用した。
チェックインをする時に、
「ラウンジ、使わせて貰えませんかね・・・?」
と聞いたら、
「他のツアーのお客さんの手前もありますから・・・
ならば・・・ 利用客の少ない、サクラでしたら・・・」
「ええっ! サクラに入っていいんですかぁ!?」
こうして、長年の憧れであった「サクラ・ラウンジ」に入った。
さすがに、ビジネスクラス用の「エグゼクティブ・ラウンジ」よりも、
何もかも、ゆとりがあった。 調度品も、備品も、何もかも違う。
飲み物類は、さほどの差は無いが、
おにぎりなどの軽食も置いてあった。
喜んだ家族は、写真を撮ったりして、旅行の最初からラッキーと喜んでいた。
今では、成田でも、名古屋でも、海外でも、
当たり前のように使わせて貰っているJALのラウンジ、
こういう想い出もある。