ベルサイユ宮殿 #1 (フランス #6)
ベルサイユ宮殿に向かうバス、
途中から、おおまかな、ベルサイユ宮殿の説明が、
英語のテープで車内に流れる。
事前に、ある程度は勉強しておいたので、
私の持つ知識と、殆ど変わりない内容の説明であった。
ほどなく、バスはベルサイユ宮殿に着く。
昔の、そのままの史跡、
日本の、作り直しをした建物では無い。
やはり、そういう面では、実に羨ましいと感じる。
ただ、日本のお城、城下町と同じで、そのオリジナルの大きさ、広さ、豪華さ、
それは、現代では、もう確認する事は出来ない。
これも、日本と同じで、その元々の敷地の広さ、
それも、今となっては絵画、復元イラストでしか、推し量るのみである。
ただ、その庭園の広さ、これには驚かされた。
ベルサイユ宮殿では、例の2人組みには悪いが、
集合時間を決めて、私は、しばらく単独行動を取らせてもらった。
一人で、散策したかったのだ。
私は、遠藤周作のファンで、全ての作品を読んでいるが、
フランス、パリ、ベルサイユに対する興味、関心のオリジンは、
やはり、断頭台の露と消えた、マリーアントワネット・・・
実は私の好きな事の1つに、史跡巡りがある。
私の住む東海地方は、その保存状態の如何は別として、
興味尽きない戦国時代の史跡の宝庫であり、
信長を中心とした「ゆかりの地」は、殆ど訪れているが、
歴史小説を読み、資料を調べ、そして実際の史跡を訪ねると、
体が、痺れるような感覚になる。
ベルサイユ宮殿に限らず、
有名な史跡、旧跡に足を踏み入れた時、
その史跡、建物の規模、荘厳さ、美しさを、どうしても、
前もって見ていた写真と比較してしまい、
心に描いていたイメージとの違いを、感じてしまう、
これは、往々にしてよくある事である。
ベルサイユ宮殿に、一歩、足を踏み入れて感じたのは・・・
「前もって抱いていたイメージとは、随分と、違う・・・」