アウトバーン (ドイツ #8)
鉄道での日帰り出張を満喫した次は、
今度は、あの有名な「アウトバーン」を体験した。
と言っても、自分で運転するのではなく、
乗ったタクシーのドライバーが、アウトバーンの走行を選んだのだ。
基本的に、制限速度規制の無い、つまり、
それだけのスピードで走っても良い「アウトバーン」、
一体、どんな高速道路なのだろう、
走行するクルマは、どれだけのスピードを出しているのだろう、
正直なトコロ、ワクワクした。
我々が乗ったタクシー、
ベンツの小型車で、しかも、成人男性が4人、乗車している。
先ず、気が付いたのは、基本的なマナーが、とても良い、という事。
これは、市街でも見かける事が出来て、街中での歩行者優先という考えは、
ドライバーの基本マナーとして、しっかり守られている。
アウトバーンでも、スピードに依る車線の使用が、キッチリ守られており、
道路の端から、トラックなどの低速走行用車線、その隣の車線は、
それよりも早く走るクルマ用、そして、追い越し車線と、マナーよく走行している。
我々のタクシー、どれくらいのスピードで走っているか、とメーターを覗き込むと、
150km/h程のスピードであった。
それぞれのスピードに合った車線を、マナーよく走る、それぞれのクルマ・・・
しかし、アウトバーンの経験を楽しむ余裕は無かった。
正直言って怖かった。
我々のベンツの、すぐ横を、もっと大きなベンツが、BMWが、ポルシェが
風のように追い越してゆく。
かと思えば、ボロボロのルノーが、80kmほどで走っている。
200kmを超すスポーツカーと、80kmそこそこのオンボロセダンが、
走行車線こそ違え、同じ高速道路を走る。
実に、時速差120km/h。
ドイツの合理主義の例として、この制限速度無しのアウトバーンは有名だが、
さすがに近年では、時速制限をする区間が増えているとの事。
これは、やむを得ないと思う。
私個人の感想であるが・・・
もう、走りたくない、2度と・・・ かなり、恐ろしい。