ディスカバリー Discovery Channel (#25)
やはりカナダの天気予報は正確だ。
昨日、「雨は夜半に雪に変わり、15cm程の積雪」と予報していたが、バッチリ!
Free Wayから、昨日の午後は、もう随分と芝生が見えていたが、
今朝は、それが一面の雪景色に逆戻り・・・ 春、まだ遠し、か・・・
息子と2人、部屋ではTVを観ている。
カナダ、アメリカのTVプログラムしか写らないが、
日本のアニメ、「ドラゴンボール」、「ガンダムSEED」を放映しており、
英語のセリフで鑑賞するのも、また楽しいものだ。
これだけでも、英語の勉強にはなる。
私は、以前から、アメリカのプログラム、「Discovery Channel」が好きで、
アメリカに、またカナダに居る時、時々観ているが、
先般は、アメリカの軍隊が持つ兵器に関して、
その存在の是非はともかく、純粋なテクノロジーからの評価で、
ベスト10を選び、その選択理由を、日本では見られない貴重な映像と共に放映し、
メカが好きな親子して、興味津々で観ていた。
昨夜は、「モータースポーツの安全の歴史」をReportしていた。
アメリカの番組としては珍しく「F1」の安全性をも取り上げ、
有名だったブラジルのヒーロー、「アイルトン・セナ」の事故以降、
どういう面で、どういう安全性を追求してきたか、から始まり、
モータースポーツの歴史と併せて、安全性の開発を如何に行ってきたのか、
とても面白いプログラムであった。
日本の民放では、最近、殆ど「ドキュメンタリー番組」が無くなってしまった。
昨今不祥事続きのNHKのみ、そういう番組を、色々と放映するが、
「視聴率」、「商業」、このキーワードの前に、民放が、そういう番組を、
作らなくなったのは、実に嘆かわしい。
最近の民放は、根性無し、そのものと感じている。
「社会派」という言葉、知らない若い人の方が多いのでは、とも感じている。
私自身、かつての「ドキュメンタリー番組」で、
普段は知る事の無い、社会の歪み、問題を認識、理解し、知識を得た。
ともすれば、社会の発展の陰で、行政の手落ちの中で、
苦労している人々の姿、人間の愚かさ、また反面、素晴らしさも学んだ。
「一億人総白痴」という有名な言葉は、
TVからの一方的な情報伝達に依り、人間が自分で考え、工夫し、
独自の判断で行動する事が出来なくなる可能性がある、
人間独自の創造性、想像性の欠如を警鐘した言葉であるが、
しかしながら、TVという存在は既に、
殆どの先進諸国の人間に欠かせないメディアである事は事実であり、
プログラムを提供する側も、面白くもない、陳腐で同時に生意気な駆け出しの、
しかも10年後には、すっかり忘れ去られるようなお笑いタレントを司会に据えて、
(そもそも、タレントなどという名称さえ、おこがましいが)
訳の分からないクイズで、正解したり、優勝したりすると、
その景品も、ギャラを払っているタレントに与えられるというような、
在っても無くても、誰も気が付かない、情けない番組ばかり考えず、
(ここまで書いて思いついたが、プログラムの製作側が、既に白痴に成ったのか)
月に1回とは言わない、でも、どうか年に数回でもいいので、
取材を1年続けたとか、数ヶ月の特別チームを編成したとか、
「Discovery」に比類するような番組を作ってくれないだろうか・・・
望む方が、無理だろうか・・・
そういう番組が、どういうモノなのかを知らない視聴者ばかりならば、
需要も、要求も発生しないか・・・
いずれにしても、実に嘆かわしいと思う、
そういう日本の、どこが、先進国と言えるのか、とも思う。
海外に出ると、日本が見える、という事だと思う。
Feb 17, 2005