ディズニーランド #5 (新婚旅行 #9)
ディズニーランドの、最寄のバス停に来たバス・・・
ディズニーランド・ホテルのStaffに教えて貰った通りのナンバーである事を確認し、
そのバスに乗り込んだ。
乗車してすぐに、それでも心配な私は、
かなり体格の良い黒人の女性ドライバーに、
「我々は、ダウンタウンのHILTONホテルに帰りたい。
一番近いバス停で停まって欲しい。」
と告げると、荒々しく大声で、
「このバスは、予定を随分と遅れてる! 話しかけないでくれ!」
そう大声で言われた。
しかも、彼女、前を向いたままで、私達の方には、一瞥もくれず、
ハンドルに片手をかけたまま、もう一方の腕を、
我々に、振りかざしながら、そう大声で言う。
その剣幕に、私だけでは無く、U夫妻を含めた3人もビックリ・・・
確かに、そのバスは、予定運行時間を随分と遅れている。
仕方ないので、席に着いて、私は窓の外の景色を目をこらして見ていた・・・
先にも書いたように、ディズニーランドからホテルまでの「距離感」が全く無いので、
もし窓外に、「HILTON」を見つけたら、もしくは、
見覚えのある景色に出くわしたら、
すぐにそこでバスを停めてもらおう、
そう考えていたのだ・・・
落ち着いて考えてみれば、10分や、そこらで、我々のホテルに到着するような、
そんな距離でも無いのに、でも、私はその時、
そんな余裕など、殆ど無かった。
私は、帰りのバスをキャンセルした責任感から、
窓の外の景色を、懸命にチェックしていた。
大袈裟では無く、目を皿のようにしていた。
ふと、3人を見ると、3人とも、うたた寝をしている。
U夫妻の奥さんは、大きなミッキーを抱きかかえ安らかに眠っている。
何とも、のん気なものだなぁ・・・
ああ、でも、皆、私を信用して、頼りにしているのだなぁ・・・
日本とは違い、殆ど街路灯も無い暗い夜の道を、
そのバスは走り続けた。