Dreams come True (#51)
デトロイトに向かう日曜、快晴であった。
アメリカに入り、すぐにルートを間違えた。
先ず、デトロイトの北にある、ミシガンで一番大きなアウトレットに寄り、
その後、マークの家で数時間過ごし、帰路、デトロイト・タイガース・スタジアムのある、
ダウンタウンに行き、最後にイミグレーションに行き、カナダのワーク・パーミットを取得する、
そういうプランを立てていたが、即、変更。 最初にダウン・タウンに向かった。
湖畔に立つ、いかにもアメリカらしい広い芝生に囲まれたお屋敷・・・
Naokiも、やはり、その環境の素晴らしさに驚いていた。
世界No.1の企業GM本社ビルの前を通り、スタジアムに向かうが、
いたるところで警官が交通規制をしている。
マークの家に向かうルートを聞き、ついでに、どうしてこんなに交通規制をしているのか、
警官に聞いてみたら、午後からパレードがあるとの事。
無事、1時少し前に、マークの家に着く。
家の前では、息子のエリックと、彼のガールフレンド、そしてマークが出迎えてくれた。
エリックと直樹は、10年ぶりの再会。
エリックは21歳、10年前は、かなりNaokiより背が高かったが、今は、Naokiの方が、少し高い。
ほどなく奥さんのキャサリンも出てきて、大袈裟な抱擁の再会の挨拶を交わす。
ここにマーク、キャサリン、エリックとの会話を全てReportしきれないが、
キャサリンが、どうしても夕食を食べて行ってくれと、何十回もリクエストするので、
アウトレットに行くのは止めて、夕方まで腰を据える事にした。
イミグレーションは24時間、365日OKなので、時間は関係無い。
エリック、日本で我々家族と一緒に伊勢、鳥羽に旅行した事を、細部に渡るまで覚えていて、
「忘れられない素晴らしい想い出です!」
今回、一番驚いたのは、マークが、クルーザーを買った事。
数十年前の中古のクルーザーであるが、
全長20m、定員24名、ベッドルーム4つ、むろんキッチン付き、
操舵もデッキ上と室内と2つ、ディーゼルエンジン2機搭載であると・・・
床のカーペット、天井のリペアーのみ業者に頼み、それ以外の手直し、メンテは、
休日に息子のエリックと2人で行ったとの事。
彼は日本に居る時、自分の夢として、アメリカに帰ったら、
池のほとりに建つ家を買い、夏は、いつでも泳げるような環境で暮らしたい、
と言っていて、実際、そういう家を購入した。
そして今また、クルーザーを買うという夢も実現させた。
エリックも、自分の父親を誇りに思うと言う。
池のほとりに住み、大きなクルーザーを手にしたマーク、
夢の大きさ、これは日本とアメリカでは環境、条件が違い過ぎて、
大きい、小さい、実現の困難さ、一概には言えないが、私は、夢を設定して、
それを具現化するマークの姿勢に、やはり感動した。
素晴らしい友人だと・・・
マークの家に行くたびにキャサリン、次回は必ず、家族も連れて来て、
逢わせて欲しいと、それこそ100回くらい私にリクエストするが、今回は、それに、
「一緒に、クルージング、しましょうね!」
というセリフが付け加えられた。
BBQをご馳走になり、7時まで楽しく過ごし、帰路に付いたが、
次回、もし家族の誰かと共にマークと再会する時は、
もしかしたら、クルーザーで一泊、という事になるかも知れない。
小さな夢ではあるが、出来れば家族4人で、
ボルドウィン家に、いつか行ければいいな、と思っている。
Mar 15, 2005