ピックアップ・バス (フランス #4)
ホテルのフロントで、ベルサイユ宮殿に案内してくれるツアーを予約した私。
私に同行するという人達も、私と同じコースを選び、翌日、
ホテルの一階で、落ち合った。
朝、ツアーのバスが、ホテルまで、ツアー参加者をピックアップに来る。
数軒のホテルを巡回し、お客を拾っているのだ。
そのバスに乗ると、係員の女性が英語で説明を始めた。
「このバスは、先ず、ルーブル美術館近くにある、
この観光バス会社のターミナルに行きます。
そこで、一度、このバスを降りて貰います。
その後、それぞれの行き先のバスに乗って下さい。
行き先は、それぞれ違いますので注意して下さい。」
私は、自分の行き先の「ベルサイユ行き」のバスのナンバーを、
注意して聞き、そして覚えた。
すると、そのバスに乗っていた、我々のグループでは無い、
見ず知らずの若い日本人女性のグループ数人が、
席を立って、キョロキョロ、落ち着かない様子・・・
そのアナウンスをした係員の女性に、何やら話しかけているが、
どうも、言葉が通じない様子・・・
バス会社の女性、英語で、
「だれか、英語と日本語の話せるお客さん居ませんか?」
そこで私が手を挙げ、通訳をした。
このバスは、まずターミナルに行く、そこで、
目的地に向かうバスに乗り換える、と、その説明を彼女たちにしてあげる。
「何を言ってるのか、さっぱり分かりませんでした・・・
助かりました! ありがとうございま~す!」
良かったね、君たち・・・!