プレゼント
ハッキリ言って、我々には、子供のお小遣い程度のお金で、何十枚も帰るシロモノだ。
さて、その夜、現地メーカーの人々と食事が終わり、その後、クラブへ・・・
その社長、昼間買ったプレゼント、一向に配る気配が無い・・・
気持ちが変わったのかな、それとも、あまり面白くないのかな、と私は思った。
結局、その社長、そのクラブで、何もプレゼントをしなかった。
数日後、仕事を終え、空港に向かうクルマで、ふと、その夜のことを想い出した私、社長に聞いてみた。
「社長、どうして、あの夜、
街で買ったプレゼント、
ホステスさんに配らなかったのですか?
せっかく、モテたかも知れないのに・・・」
「ええっ!?
あれ、韓国のクラブの話なの!?
俺、てっきり、韓国製のお土産が、
日本のクラブで受ける、と・・・
違うのぉ!?」
高級品しか喜ばない日本のホステスさんに、一枚、数百円程のスカーフをプレゼントしても、まず間違い無く、迷惑がられるだけだろう・・・
「なぁんだぁ・・・
勘違いしちゃったなぁ・・・
そう言えば・・・
このスカーフや、ハンカチ、
このまま持って帰ると、
家内に、“何コレ!?”
と聞かれるだろうなぁ・・・
どう、これ、あげるよ!」
私は、そのアリガタイ提案に対して、丁重にお断りをした。