コンビニエンス・ストアー Paseo (スペイン #6)
プラド美術館の見物を終えた我々、
同行していた4人と一緒に、スペイン料理を堪能した。
食事後、4人は、お土産物を買いたいと言うので、
私は1人、ホテルへの帰り道に付いた。
地下鉄の駅を出ると、コンビニエンス・ストアーがあったので、
そこで、おつまみ、飲み物を調達しようと、フラッと、立ち寄った。
店内は、日本のそれと、全く同じだ。
入り口付近にレジがあり、商品の棚も、その並びも、殆ど変わりない。
店内をブラブラし、日本のお菓子を見つけた。
グリコの「ポッキー」だ。
ただ、パッケージが面白い。
日の丸を現すのか、大きな赤い丸を下地のデザイン、
そして、その商品名は、「ポッキー」では無く、「MIKADO」と成っている。
みかど、「帝」!
なるほど!
なかなか洒落たネーミングだと、変に感心した。
これは、お土産として、面白いな、とそれを購入して、店を出る。
夕暮れのマドリッドの街、かなりの都会であるが、
ふと、メインロードから一歩入ると、
間口の狭い、小さな商店もある。
ハダカ電球の、オレンジ色に照らされる狭い店内・・・
世界のどんなトコロにも、どんな都会にも、どんな田舎にも、
人間は暮らしている。
それぞれの人生の中で、喜び、悲しみ、出逢い、別れ・・・
海外で、ふと、感じる、この感慨・・・ この瞬間が、私は好きだ。
これが、生活なんだ、ここで、生きているという光景なんだ、
そう心に、その小さな小さなお店の光景を焼き付け、
ホテルに戻った。