サンフランシスコ (新婚旅行 #3)
サンフランシスコでは、ゴールデンゲートブリッジに行き、
アルカトラズを遠望し、
郊外の「ミステリー・スポット」を訪れ、
フィッシャーマンズ・ワーフで食事をし、
クラムチャウダーに舌鼓を打ち、
夜は、映画「タワーリング・インフェルノ」で使われた
HYATTのエレベーターで、何回も上がったり、下がったりし、
映画「風と共に去りぬ」で、レッドの屋敷の階段に使われたホテルに行き・・・
お決まりのルートで楽しんだ。
郊外に出た時、これも映画「鳥」で使われた家屋を見て、
また、クリント・イーストウッド経営のレストランにも行った。
こうして書いてみると、映画好きの私には、
ウキウキするようなトコロばかりであった訳だ。
彼等と一緒に郊外のツアーに出かけた時、
ある海岸に野生のリスが住み着いている、
そこに立ち寄るので、着いたら、ピーナッツを、そのリスにやって下さい、
と説明があった。
海岸に着く。
バスを降りる時、ガイドが全員にピーナッツを配った。
確かに、野生のリスが、餌を求めて、寄って来る。
腕に、足に、そして頭にも乗って、餌をねだる。
とても、愛らしい!
先のハワイ・レポートでも書いたU夫妻、
彼等夫妻は、両方とも学校の先生のカップルであるが、
全くと言っていいほど英語を話さない。
いきおい、怪しげな英語を話す私達に、
何処へ行くにも「同行」して来た夫妻であった。
英語を喋らない事だけを除けば、とても気の良いお二人で、
我々の新婚旅行は、殆ど4人で行動したと言っても過言では無かった。
そのU夫妻も、やはり、このツアーに参加していて、
バスを降りたU夫妻、ノロノロと、我々のトコロにやって来た。
近くで立ったまま、リスと遊ぶ私たちを見ている。
彼等を見て、思わず、ふき出した私・・・
何と彼等、貰ったピーナッツを、
自分たちで、ポリポリ、食べているではないか!
「Uさん! それは、リスの餌ですよ!」
と教えると、
「あ! そうなんですか!
バスを降りると、ピーナッツを裸で手に渡してくれるので、
しかも、シケていて、とってもマズイので、
オカシイな、とは思いましたが・・・」
翌日、どうもお腹の調子がオカシイと、
夫婦揃って不安げな顔をしていたUご夫妻であった。