タルタル・ステーキ (フランス #12)
先回、Reportした「タルタル・ステーキ」、
この料理、意外と日本では知られていないので、
あの時、タルタル・ステーキを、私の目の前に置いたウェイターに、
「OK、この肉でいいよ、焼いてくれ。」
と、トンチンカンな依頼をしたのも、
それほど恥ずかしい事では無かったのだ、と思っているが、
「生肉なので、気持ち悪い・・・ そんなモノ、食べられるの・・・?」
と、思われた方が多いと思う。
先ず、生肉という先入観からくるモノ、これは、私の場合、殆ど無かった。
見た目は、焼く前のハンバーグ・ステーキ、そのもの。
そもそも、ハンバーグ自体、
クズ肉も無駄にしないドイツ人の知恵より出来た料理と言われる。
つまり、もともとのハンバーグは、焼かなければ食べられないクズ肉が材料であり、
焼かなくても美味しい部分の肉は、タルタル・ステーキの材料となる。
更に説明を加えると、
ドイツからアメリカに移住した人達が、
タルタル・ステーキを焼いてパンに挟んで食べる方法を広め、
彼等の出身地「ハンブルグ」にちなんでハンバーガーと呼ぶようになった、
との事で、そういう意味では、
タルタル・ステーキは世界中で食べられていると言える。
その起源からも分かるように、タルタル・ステーキには、
上質な牛肉しか使われないのだ。
さて、その実際の味は・・・
当然、肉の品質、そしてレストラン毎で味は違うだろうが、
非常に、サッパリしていて、美味しかった。
調べたトコロに依れば、塩、胡椒、パプリカ、玉葱のみじん切り、
その他5~6種類の香辛料で、味を整えている、との事。
しかし・・・ これも正直に言えば、その味は、単調でもあった。
私のReportで、「気持ち悪い」と感じられた方も、みえるようだが、
少なくとも私の場合、そういう感じは、全く受けなかった、
が、味が単調ゆえ、完食出来なかった事も事実で、
確か、1/4ほど、残した記憶がある。
もう一度、同じタルタル・ステーキを、パリ、もしくはドイツで食べるか?
と聞かれたら、やはり、普通の焼いたステーキの方を選ぶ・・・