城砦都市 (トレド #4 スペイン #10)
何とかトレドに着いた我々、早速、散策を開始した。
先ず、トレドの街全体を、外部から俯瞰する。
河を利用した、城砦都市、そのものの姿だ。
こういう光景、風景は、日本には無い。
トレドの、いわば城壁の内部のような街に入る。
狭く、まるで迷路そのものの石畳・・・
細い道は、幅数メートルしか無い。
人間2人が、すれ違うのが、ちょうどの幅だ。
ある程度の人数で、トレドに来て良かったかも知れない。
何故なら、1人だけでは、すぐに方向感覚を失くしそうだ・・・
昼食を、トレドの中で取る。
選んだ店は、間口の狭い、ウナギの寝床のようなキャフェ。
店内も、そのトレドの雰囲気、そのもの。
店には、カウンターがあり、地元の人達が、
ビールを飲みながら歓談をしている。
我々東洋人を見て、話しかけられたが、いかせん、言葉が通じない。
ダメもとで、
「私達は、日本人です。 ここは、素晴らしい街ですね。」
と言ってみたが、正確に通じたかどうか・・・
カウンターに座っていた初老の男性が、盛んに、
「グレコ! グレコ!」と言う。
ココに来たら、「グレコ」の家を訪れると良い、
そう言っているのだと判断した。
ここでも、触れ合いは出来た、そう感じた。