迷わずトレドに (トレド #7 スペイン #13)
トレドでの観光を終え、さあ、駅に戻ろうとした我々・・・
しかし、恐れていた事態に陥った・・・
帰り道が、分からない、のだ・・・
迷子状態の、いい年をした東洋人男性グループ6人。
思いのほか、夕闇が早く訪れた。
しかも、まる1日、歩きずめで、かなり疲れてもいた。
仕方ない、タクシーを使おう、
「トレイン、ステーション」くらいなら、通じるだろう。
皆、私を慰めようと、
「何時になっても、いつか帰れる、別に慌てなくてもいいよね!」
そう言ってくれたが、私は、少々、焦った・・・
中心部の石畳の小道は、クルマが1台、通れるかどうかの幅。
さすがに、ここには、タクシーも来ないだろうと、
もっと、広い道を探すことにした。
見当を付けて、しばらく歩くと、やっと、クルマが走っている道に出た。
手を挙げてタクシーを停める。
運転手に、
「駅に行きたい!」
と告げると、大笑いされた。
運転手の指差す方向を見ると、そこは、駅であった。
あと、数百メートル歩けば、そこは駅であったのだ。
まるまる一日、石畳を歩き、それなりの疲労を感じたが、
実りの多い一日であった。
トレドの観光記の最後に、この2つの有名な言葉を紹介しよう。
「トレドは、聖なる町で、岩のように悲しみに充ちて重い、スペインの栄光。」
ドン・キホーテの作者:セルバンテスの言葉
「もし、スペインで1日時間があるなら、迷わずトレドに行きなさい。」
我々は、トレドで、迷ってしまったが・・・