乱気流 (フライト #2)
乱気流
よく人から、「飛行機に乗れて、いいですね!」、と言われる。
20代の頃は、確かに飛行機に乗る事が嬉しかった。
あの、離陸時の加速Gをカラダに感じると、ワクワクした。
が、今は、そういう気持ちには成れない・・・
多い時は、1年間に10回、アメリカ~日本を往復した。
この5年で、平均8回、海外に出ている。
つまり最低、年間16回は飛んでいる。
エアーポケットに入った時、雷雲のカミナリの中を通貨する時、
台風などの影響で、到着の空港の上を何回も旋回する時、
ああ、電車で来れたらなぁ・・・と感じてしまう。
飛行機が、ガタガタ、軋み音を出しながら、そして、
その揺れの為、キャビンアテンダントも、
機内でのサービスを止め、席についてシートベルトをする時、
文庫本を持つ手が、じっとりと汗で濡れる・・・
この揺れ、これさえ無ければ、例えば読書をしている時、
自分が、空を飛んでいる事など、すっかり忘れているのに・・・
多少の揺れが、航空機の飛行に、何の影響も無い事、知識で、
理屈で知っていても、やはり怖いものは怖い。
何とか、この揺れの恐怖に対する抵抗案は無いものか・・・
私は、1つのアイデアがヒラメイタ。
そういう時は、自分も席で、
めちゃくちゃな方向にカラダを揺らす!
アタマを、自分でグラグラと揺らす事で、飛行機が揺れているのか、
はたまた、自分が勝手に揺れてるのか、
分からなくなり、恐怖感が無くなる、と思う、少なくとも、私の場合は・・・
これは、傍から見ると、きっとかなり滑稽と思うので、
強くお奨めはしないが、また、それに依って
飛行機酔いに成ってもイケナイので、もし、実行されるならば、
そういう事は覚悟で行って頂きたい。