釈迦について (インド3回目 - 4/7)
釈迦について (インド3回目 - 4/7)

私は、手塚治虫氏の「ブッダ」を、18歳の頃、リアルタイムで読んでいて、
その後も、釈迦について、少し本を読んでいるので、その知識を試してみた。
ゴーダマス・シッタルダ、という釈迦のフルネームをインド人に言うと、
「おお!」という顔をされた。
「プリンスであったシッタルダが、最後に悟りを開いた時、
それは、菩提樹の下で、厳しい修行中であったが、餓えにも耐えていたブッダに、
悟りを開いた、その瞬間に、ミルクで作った食べ物を釈迦に与えたのは、
スジャータであるが、それを食べた釈迦が、美味しさのあまり、
とある言葉を口にした。 さて、釈迦は、何と言ったか?」
インド人4人は、この話を、もちろん全員知っていた。
その、菩提樹のあるトコロは、神聖な場所とされていることも教えてくれた、
しかし、釈迦が、その瞬間に何を言ったか・・・
4人は、考え込んだ。
すると、1人のインド人が、「Thank You!」と、私に言う。
瞬間、私は、何の事か分からず、こういう話をした私に、
「良い話を聞かせてくれて、ありがとう。」
そう言ったのかと思った。
「いや、そうでは無くて、食べ物を貰ったブッダが、スジャータに、Thank You と言った。」
これには、全員、大爆笑であった。
ブッダは、「これこそ、まさしく、醍醐味だ!」と言ったと教えてあげた。
「そうだ! 思い出した!
もう、他のモノは何も要らない、至上の喜び、そういう意味の事を言ったんだ!」
そこから、また宗教全般の話になり、インドにも、ヤオロズの神が居る、
日本のヤオロズの神は、インドからの伝来だとか、
日本の神と仏教の関係について質問を受けたり、談義が続いた。
ふと、食事の最初に、日本語で仕事の話ばかりしていたインド人、
彼が、時々、日本語で話しをするが、意味が殆ど分からない、
非常に不明確、不正確な日本語となっていることに気が付いた。
彼に、
「どうしたの? 貴方の日本語、おかしくなってますよ、酔ったのですか?
先ほどの仕事の話の時は、とても正確だったのに・・・
あ、そうか、こういう話を日本語で、したことが無いんだ!」
と、ちょっと皮肉を言うと、
「その通りです。私の日本語は、仕事でしか使えません。
こういう話は、日本語、分かりません。」
ここでも、また全員、大爆笑。
なるほど、彼は派遣されていた日本の会社の中で、日本語を覚えたのだ、
なので、致し方無いことだろう。
7時半からスタートしたディナー、アッという間に、11時になり、
「このプロジェクトの成功の為、同じチームとして頑張りましょう。」
と全員と硬い握手をして、お開きとした。
2007-07-31 ( 3/3 )