ホーム・パーティー 2
ホーム・パーティー 2
ブラジル滞在中、もう一人、私を自宅に招いてくれたのは、
日系ブラジル人のタケウチさん。
外観からは、日本人、そのもの。
奥さんも見ただけでは、日本人そのもの。
私の訪問を喜んでくれたタケウチさん、親戚、そして、
ご近所の人も、そのPartyに誘ったとの事で、
全員で10人ほどの人が集まった。
やはり、彼の家の庭で、同じ「シュラスコ風BBQ」が始まる。
お酒を酌み交わしながら、最近の日本について質問を受ける。
また、タケウチさんのご近所からは、タケウチさん一家の評判を聞く。
「彼は、素晴らしい。 日本の文化、伝統を守っている。
それは、ブラジル人として、尊敬に値する。」
バラさんの家でも渡した、日本製の筆記具をプレゼントとして渡す。
喜んでくれた子供達、自分の部屋を案内するという。
どこの国の若い子の部屋は、似ているものだ。
人気俳優や歌手のポスター、CDコンポ、カラフルなベッドカバー・・・
ふと、日本に居る自分の家族を想い出す・・・
庭からタケウチさんの声がする。
「mikioさ~ん! 記念写真を撮りましょう!」
庭に出ると、タケウチさん、自分の子供に、こう日本語で命じた。
「写真機を、持って来なさい。」
そう、カメラでは無く、「写真機」・・・
Partyが終わり、Hotel に戻ろうとする私に、
「日本のmikioさんの、お子さんに!」
と、ブラジルで有名なサッカーチームの、
ユニフォームの上下一式をプレゼントされた。
帰国して、それを息子に渡したが、
彼の宝物となり、多分、一度も着ていない、と思う。
海外で生きる日系ブラジル人家族、
本国の日本人よりも、正しく日本人としての伝統を守り、
そして先祖が日本人だという誇りを持って生きている、
素晴らしい、見習わないとイケナイと、つくづく感じた。