取ったばかりの自動車運転免許…車を運転して行きたいトコロに、好きな時間に好きな人と一緒に行くことが出来る自由と権利が与えられた喜び…しかし同時に自動車を運転する事は、ドライバー、歩行者、そして同乗者の大切な命を預かる事でもあります。運転初心者の方に、交通事故を起こして欲しくない私からのメッセージです。
また、現代日本社会の高齢化に伴い、自動車社会でも自動車運転手の高齢化が著しく進んでいます。社会の高齢化が進めば進むほど、高齢者に関係した車の交通事故件数の比率は多くなると言われています。高齢者が如何に自動車を安全に運転するか、交通事故を回避するか、自動車と付き合うかレポートしています。
準備1 自動車の魅力と取ったばかりの運転免許
便利で楽しい自動車を安全に快適に使うために、愉快にドライブを楽しむために本情報を役立てて下さい。自動車の魅力・楽しさを満喫しましょう自動車は何故、他の乗り物と比べて魅力があるのか、それは便利だからです。自動車講習所に通い試験を受けて、やっと取得出来た自動車運転免許、これで自分も自動車を運転する仲間の...
準備2 自動車とは・自動車を安全に運転するとは
自動車とは、エンジンの動力を道路に伝え、そのエネルギーで動く乗り物です。自動車の主要なユニットを大きく分ければ、エンジン、足まわり、ハンドルまわり、運転席を含む室内、ボディーとなるでしょうか。その、どれもが大切なユニットであり、それらが本来持つ機能が仕様通りに機能を発揮し、使われて初めて安全な運転が...
準備3 自動車の整備と適切な運転ポジション
前にも書きましたが、室内の床などにゴミや空き缶などが放置されたままの運転は危険を伴います。万が一、空き缶などがブレーキペダルの後ろ側に転がっていくとブレーキが踏めなくなる恐れがあります。自動車の整備は自ら行うまた運転中のカーブ、急ハンドルなどで、整理や固定されていない車内のモノが動き、それが運転手に...
準備4 エンジンルーム・足回りのチェック項目
では、具体的な自動車の整備項目、チェックすべきこと、注意点にはどのような事があるのか説明します。エンジンルームのチェック・バッテリー : バッテリーあがりは自動車で最も多いトラブルであるという統計があります。容量や、使われ方で差がありますが、バッテリーの寿命は、約2年ほどといわれています。バッテリー...
準備5 シートベルト・履物・タバコについて
正しい運転姿勢を確保し、クルマのチェックを済ませたら、次はシートベルトを正しく締め、また履物もチェックしましょう。シートベルト最近はシートベルトの着装率も高くなってきましたが、忘れてならないのは同乗者、特に後席の人で、これは義務付けられています。またお子さんには、それぞれ、チャイルドシート、ジュニア...
運転1 エンジンをかける前と車間距離
さて、いよいよ自動車を発進させるべく、エンジンをかけます。もう一度室内のチェックをしかし、その前にもう一度車内をチェックしましょう。自動車を運転するのに邪魔なモノとか、有りませんか?カーブでハンドルをきった時に、転がって、運転の邪魔になるようなモノが自分の近くに有りませんか?また床にも、空き缶や、ペ...
運転2 アクセルとブレーキの適切な操作・制御
ブレーキは自動車を止めるモノ、アクセルは自動車を加速するモノ、当たり前ですが、どちらが大切でしょうか?初心者は、ブレーキだと思い勝ちですが、実は両方とも大切で、使い方によって危険を回避できます。アクセルの加速で安全を確保するブレーキを踏んで自動車を止める、減速すれば、それだけ自動車をコントロールし易...
運転3 市街地での走行とウィンカーの操作
信号交差点でのストップ&ゴーが繰り返される市街地、自転車、歩行者にも注意が必要で、神経を使った運転が要求されます。周囲の自動車の流れに合わせて運転するように心がけましょう。徐々に周囲の運転に合わせられるように但し初心者ですから、他の自動車とは若干違った動き、スピード、加速、減速となるかも知れません。...
運転4 高速道路の安全な運転について
自動車運転の初心者にとって、高速道路は1つの関門と言えるでしょう。高速に入ってすぐの合流地点ではフル加速をスピードを出して走る高速道路では、当然ながら一般の道路よりも高度な運転技術が要求されます。まず注意して欲しいのは、高速道路に入る合流地点です。ここで躊躇をして、あまり加速をせずに本線に合流すると...
運転5 長時間の運転と休憩の重要性について
一般道にしろ、高速道路にしろ、初心者が成れない運転を続けるには限界があります。ある程度の時間、距離を走行したら、必ず休憩をしましょう。ドライバーも同乗者もリフレッシュを高速道路ならサービスエリア、一般の道ならばコンビニなどを利用しても良いでしょう。心とカラダと、その両方を、定期的に休ませてあげて、リ...
最後に 運転に慣れたら運転免許を取得した時を忘れずに
ある程度の期間、自動車を運転し自分でも自動車に慣れた、そう感じる時期がある筈です。しかし、そういう「慣れ」、これも注意が必要です。慣れと自信過剰が最も危険前回は、こうだった、今までは、こうだった、と勝手に判断するのは、もしかしたら早計かも知れません。同じことが起きるかも知れません、しかし起きないかも...
復習 自動車保険と交通事故について
特に初心者が意外と忘れがちなのが、自動車保険です。自動車保険について、おさらいしましょう。自賠責保険と任意保険自動車保険には、には、「自賠責保険」と「任意保険」があります。自賠責保険は、最低限の保険で、強制保険とも言われ、道路を走る場合、必ず加入しなければなりません。自賠責保険は、事故の被害者の補償...
高齢者の交通事故件数の実態・加齢による衰えと自動車社会の自覚
2004年度の統計に依れば、70歳以上の高齢者の運転免許保有者数は約507万人ほどで、これは10年前との比較で2倍以上の数です。高齢者の交通事故件数の実態東京都内に限っても、2008年中で、65歳以上の高齢者の交通事故件数は1万4千件以上で、また交通事故で亡くなられた高齢者の方が73人となっており、...
運動神経と過信と咄嗟の判断・自動車を運転する覚悟と責任と視力
加齢と共に個人に依り差はありますし、衰えのタイミングも違いますが、運動神経の劣化も防ぐことは出来ません。運動神経と過信と咄嗟の判断車でカーブを曲がる時のハンドルさばき、道路の落下物を回避する急ハンドル、緊急時の急ブレーキ、それらの操作をタイミングを間違えること無く、しかも適切な制動力で行うには運動神...
記憶力・経験・知識とアクセルとブレーキ踏み間違え・体力と高速道路
高齢者の車の運転者は、それだけ知識と経験が豊かであるとも言い換えることが出来ます。経験の少ない初心者とくらべ、今までの経験値で判断することも多いと思います。運転と記憶力・経験・知識とアクセルとブレーキの踏み間違えですがそれが却ってトラブル、ハプニングの元と成り得ることもあります。前はこうだった、と、...
自分の自動車の特性と最適なドライビングポジション
昔、自動車学校で習ったと思いますが自動車には、それぞれ個性があります。小さな自動車は軽く、大きな自動車は取り扱いに特性があり、ワンボックスカーの視界は乗用車とは違い、前輪駆動か、後輪駆動か、または4輪駆動かにより、それぞれ自動車には、ある程度のクセ、特性があります。自分のクルマのクセを把握しておく自...
悪条件での運転と長い人生経験・自分の自動車を知り余裕を
どうしても自動車を使わなくてはならない場合を除いて、雪や雨など条件の悪い日には出来れば自動車の運転は控えましょう。悪条件での運転と長い人生経験それでなくとも、自動車の運転には体力を必要とします。雨などが降れば視界も悪くなり、またブレーキの制動距離も長くなり条件が更に悪化してしまいます。また早朝、夕暮...
マニュアルとオートマチック・トランスミッションとシートベルトと
今は、マニュアルミッションの自動車が、かなり少なくなりましたが、高齢者の中には、拘りを持って、または経済的な理由から、マニュアル操作の自動車を好む方もみえるでしょう。マニュアルとオートマチック・トランスミッションしかし、そもそも何故オートマの自動車がここまで普及したか、大勢を占めたか、それは簡単に運...
同乗者がドライバーの負担を軽減・運転の姿勢とスイッチのレイアウト
自分が運転する自動車に乗る同乗者、その方にも運転の手助けをお願いしましょう。同乗者がドライバーの負担を軽減例えば行楽に出かけたとき、標識を見なくてはいけない、信号も歩行者も自転車も見なくてはいけない、そんな時これは全部自分一人で行うより、分担した方が良い、そう感じたら例えば助手席の人に、標識だけを注...
信頼と自覚でハンドルを・運転技能講習/高齢者向け安全運転教育
道路には、実にさまざまな乗り物が走行しています。運転の信頼と自覚を持ってハンドルを持つ小は自転車から、大はトレーラーまで、じつに大きさも、スピードも、さまざまな乗り物が、共用して道路を使っています。しかし、それらを運転するドライバーに共通するのは相互信頼です。他の自動車も安全で常識のある運転をすると...