たった1文字のミスで名古屋国際空港で数時間を浪費する羽目に

たった1文字のミスで名古屋国際空港で数時間を浪費する羽目に

空港での出迎えの話で、面白い想い出がある。

 

あれは、メキシコ人のPick Upで、お互い、面識の無い関係であった。

 

また、そのメキシコ人は日本に来るのが初めてであった。

 

似た名前があるものだと…

 

成田経由で名古屋空港に来るというフライト・スケジュール。

 

その人物の名前を書いたプレートを持ち、名古屋空港の到着ロビーで待っていた。

 

飛行機が成田から到着するか、しないか、そのタイミングで、構内アナウンスがあった。

 

アナウンスの声「お客様をお待ちの、ヒラバヤシ…」

 

あ、俺っ!?

 

アナウンスの声「ミコ 様」

 

ミコ!? 女性か…

 

しかし、似てる名前もあるものだなぁ…

 

「ヒラバヤシ ミコ 様、お近くのカウンターまでご連絡下さい。」

 

とその時、私の視界の中でカウンターに歩み寄る女性が居た。

 

「ほう… あの人が、ミコさんかぁ…」

 

さて成田からの飛行j機が到着した。

 

が…

 

いくら待っても、当人が出てこない…

 

居ないメキシコ人

 

困ったなあ…

 

もしかして、お互い、見逃した…

 

メキシコ人と言っても、もしかして東洋人との混血なら、外見は日本人と間違えるかも知れない…

 

仕方ないので、名前を書いたプレートを持ち、名古屋空港の構内の隅々まで探した。

 

トイレまで探した。

 

が、プレートを見て、寄ってくる人は居ない。

 

そこに携帯電話… 

 

商社からだ。

 

「今日、当のメキシコ人、名古屋へのフライトをキャンセルして、東京で一泊します。

 

今夜の面倒は、我々が見ますので…

 

明日、xx時のフライトで名古屋に行きますが、我々も一緒に飛びますので出迎えは不要です。

 

本人が言うには、Mikio Hirabayashi を呼び出してくれ、と名古屋空港に電話したが、居なかったと言ってますが…

 

Hirabayashiさん、遅刻したんですか?」

 

「冗談じゃない。

 

ちゃんと、到着ロビーで待っていた!

 

ま、その人が無事なら、それでいいよ。」

 

たった一文字のミスで…

 

翌日、そのメキシコ人と合い、彼が持っていた書類を見て、ああ~! そういう事か! と分かった…

 

私の名前がタイプ・ミスされていた。

 

Mikio Hirabayashi が、「 i 」が1つ抜けて、Miko Hirabayashi と成っているではないか…

 

あの呼び出しは、私だったのだ。

 

カウンターに向かい歩き出した女性は偶然だったのだ。

 

たった「 i 」の一文字で、私は数時間、浪費した…

 

タイプ・ミスをした商社の当人、私に平謝りであった。

 

今ではこれも楽しい想い出である。

前のページ 次のページ
 

facebook はてなブックマーク

 

スポンサードリンク

 
 

ホーム RSS購読 サイトマップ